数多くあるクレジットカードの中で、顧客満足度調査1位を獲得し続けている楽天カード。
なんと2018年でついに10年連続の顧客満足度調査1位となりました。(公式より引用)
事実上日本のクレジットカードで最も人気のある1枚と言っても過言ではありません。
また主に富裕層に人気があったアメックスブランドも楽天カードに登場し、幅広いユーザーが満足できるカードになっています!
クレジットカード業界で今もっとも勢いがあると言っても過言ではない楽天カードですが、なぜそこまで選ばれるのか?楽天カードの魅力とどんな人にオススメなのか?
今回はそんな楽天カードのメリットとデメリットを書いていきたいと思います。
楽天カードはどんな人にオススメ?
楽天カードはグループ展開している多様なサービスを併用する事により、他を寄せ付けない圧倒的なポイント倍率を誇るクレジットカードです。
その為クレジットカードを初めて持つ方や家計管理で困っている方、将来の為に節約を考えている方等に非常にオススメです。
ポイントの利用範囲も広く、日用品の購入から携帯料金の支払いを始め「ふるさと納税」や「投資信託」等にも使うことが出来るので様々な層の方が満足出来るクレジットカードとなっています。
期間限定ポイントと呼ばれるポイントの有効期限が短いのが難点ですが、ポイント利用時には期間限定ポイントの期限が短い順に使用されていくので毎月しっかりとポイントを使う癖を付けておけば問題ないでしょう。
また楽天モバイルを契約されている方は利用料金の支払いにポイントの自動利用があるので最初に設定しておけばめんどくさがりな方でもポイントを無駄なく使うことが出来るのが嬉しいですね。
楽天Payの登場で更に街中での楽天ポイントが使いやすく!
楽天Payは楽天カードを支払い元に設定する事で、街中での利用時にポイントの二重取りが出来るお得なアプリとなっています。
またポイントを利用して買い物をする事も出来るので「期間限定ポイントをしっかりと使いきりたい人」は絶対に入れておくべきアプリです!
楽天ペイ –カード払いをアプリひとつで、楽天ポイントも使える
Rakuten, Inc.無料posted withアプリーチ
楽天Payの使い方は下記記事をご覧下さい!
楽天カードの特徴
楽天カードの最大の特徴と言えばなんと言っても楽天ポイントが貯まる事です。
後述しますが、常時開催のキャンペーンにより最大15倍ものポイント倍率を誇ります。
また2019年7月1日から新サービスを加えてポイントが最大16倍になるとの事なので続報が出たらお知らせしていきます!
その他にも年会費無料のクレジットカードながら豊富な付帯サービスや旅行保険もあるので順番にご紹介していきます。
国際ブランド
楽天カードではVISA・JCB・Mastercard・AmericanExpress(アメックス)の4つから国際ブランドを選択することが出来ます。
国際ブランド | 特徴 |
VISA | 通常デザインのみ、2枚持ちが可能 |
Mastercard | ヴィッセル神戸、YOSHIKIデザイン等が選べる |
JCB | ディズニーデザインを選択出来る |
American Express(アメックス) | 高ステータスカードとして有名 アメリカン・エキスプレス・コネクト利用可 |
国際ブランドの違いによる楽天カード独自の特徴は上記の表にある通りとなっています。
JCBやMastercardではファンには嬉しい券面デザインを選ぶことが出来ます。
アメックスは2018年9月25日に楽天カードとの提携が発表されたばかりなので楽天カードにおける独自性はまだまだ少ないですが、アメックスブランドを年会費無料で持てるクレジットカードは数が少ないので嬉しいですね。
また通常クレジットカード会社から発行出来るカードは1枚までとなっていますが、VISAで楽天カードを発行した方に限りもう1枚VISA以外の国際ブランドで発行することが可能です。
国際ブランドが対応していなくクレジットカードを使えないお店がある時に備えて別会社のクレジットカードを発行していた方もいると思いますが、これなら楽天カードでまとめる事も出来るので助かりますね。
国際ブランドの選択で悩まれる方は下記の記事を参考にして下さい。
年会費
楽天カードは入会金や年会費は一切かかりません。
優秀なポイント倍率に豊富なサービスや保険がついたクレジットカードを完全無料で持てるのは非常に嬉しいですね。
ポイント還元1%のクレジットカードは他にJCB CARD WやdカードGOLD等があります。
JCB CARD Wは年会費無料ですがプロパーカードのため国際ブランドが選べません。
dカードGOLDはポイント倍率が同じですが年会費が必要となります。
その分保険の保証額が高めだったりと差別化されています。
楽天カードは年会費無料ながら幅広い国際ブランドの選択肢と十分安心出来るレベルの保証等、既存のクレジットカードの良い所を合わせたカードと言えるでしょう。
ポイント制度
楽天カード最大の特徴がこのポイント制度です!
ポイントサービスの正式名称は「楽天スーパーポイント」となります。
楽天ポイントは通常100円につき1ポイント(1%)で貯めることが出来ます。
更に常時開催されているスーパーポイントアッププログラム(SPU)で他の楽天サービスを併用することにより倍率が上がっていき最大15倍となります!
その他にも定期的に開催されている各種キャンペーンを利用することで更にお得にポイントを貯める事も出来ます。
ポイント還元の基礎倍率が1%もあるクレジットカード自体かなり少ない中、楽天カードは各種サービスを上手く使うことによって他を圧倒的するほどの高倍率を誇っています。
獲得したポイントは楽天市場を始めとした楽天サービスで利用することが出来ます。
楽天モバイルの利用料金の支払いや楽天証券の投資などにも利用できるので、自分にあった使い道を見つけやすいのも魅力的ですね。
ETCカード
楽天カードはETCカードを年会費は500円(税抜)で発行出来ます。
楽天カード1枚に付きETCカード1枚まで発行可能です。
ただし家族カードはETCカードを発行する事は出来ません。
また下記の条件を満たしている方に限りETCカードの年会費が無料となります!
ETCカード年会費無料化の条件 | |
楽天ゴールドカード所持 | 年会費2,000円(税抜) |
楽天プレミアムカード所持 | 年会費10,000円(税抜) |
楽天PointClubプラチナ会員 | 過去6ヶ月で2,000ポイント以上+利用回数15回以上 |
楽天PointClubダイヤモンド会員 | 過去6ヶ月で4,000ポイント以上+利用回数30回以上+楽天カードを保有 |
上記4つのうち1つでも条件が満たされていればETCカードの年会費は無料となります!
数字だけ見るとプラチナ会員でも6ヶ月で20万円以上使用しなければいけないので殆どの方は「そんなの無理!」なんて思われるかもしれませんが、実はちゃんと考えて楽天カードを使えば簡単に達成出来るんです!
その方法は「固定費をクレジットカード払いに変える」だけです!
簡単な表を作りましたのでご覧下さい。
固定費 | 料金 | 獲得ポイント |
水道代 | 3,000円 | 30ポイント |
ガス代 | 4,000円 | 40ポイント |
電気代 | 7,000円 | 70ポイント |
通信費 | 10,000円 | 100ポイント |
交通費 | 10,000円 | 100ポイント |
食費 | 30,000円 | 300ポイント |
合計 | 64,000円 | 640ポイント |
それぞれの費用は人によって変わってきますのであくまでもモデルケースです。
上記の表では1ヶ月640ポイント利用回数6回/6ヶ月3840ポイント利用回数36回使ってますのでプラチナ会員の条件は達成、後少し利用するだけでダイヤモンド会員になれますね。
これなら高速道路なんて滅多に使わないって人でも安心して持つことが出来ますね。
- 楽天カード1枚に付きETCカード1枚まで付帯可能
- 通常年会費500円(税抜)が必要
- ゴールドカードかプレミアムカードを持っている方は年会費無料
- 楽天PointClubがダイヤモンドorプラチナ会員の方は年会費無料
- 固定費をクレジットカード払いに変えて年会費無料でETCカードを手に入れよう!
家族カード
楽天カードは家族カードの発行も対応しています。
基本的に本会員のカードと同じように使えますが注意点もあります。
家族カードの年会費
楽天カードの家族カードは年会費が無料となっていて、楽天ゴールドカード以上には年会費が掛かる仕様となっています。
本会員カード | 家族カード年会費 |
楽天カード | 無料 |
楽天ゴールドカード | 500円(税抜) |
楽天プレミアムカード | 500円(税抜) |
楽天カードが無料なので当然なのですが特筆すべき点はゴールドカード以上での発行です。
上記の表の通り家族カードは500円程で発行出来ちゃいます!
新規加入だと1万円の年会費がかかってしまうプレミアムカードが家族カードで発行するとこの金額で持てるのは嬉しいですね。
ただし家族カードでは一部の機能が制限されています。
例えば楽天プレミアムカードで発行出来るプライオリティパスですが、家族会員では発行する事が出来ません。
家族カードの特徴
家族カードは本会員のカードと幾つか違う点があるので注意しましょう。
カード | 国際ブランド | デザイン | 限度額 |
本会員 | VISA/MasterCard/JCB /AMEXから選択可能 |
国際ブランドによって 選べるデザインが豊富 |
自分の限度額まで |
家族カード | 本会員と同じ国際ブランド | 本会員と同じデザイン | 本会員の限度額を共有 |
上記表の通り家族カードの国際ブランドやカードデザインは本会員と同じ物となります。
そしてクレジットカードの利用限度額も本会員の限度額内で共有しなければならないため、大きな買い物をされる際には注意が必要です。
家族カードの発行上限は5枚までとなっています。
家族カードを使えば支出を一つの口座にまとめる事が出来、家計の把握が容易になるので家計管理をしている方にはとても助かりますね。
個人毎の利用明細も後述する楽天e-NAVIで見ることが出来ますので、誰が幾ら分カードを使ったのか間違う事もありません。
また楽天ポイントの付与は家族カードでもされますので支払いを一元化することでポイントがどんどん貯められます。
貯まったポイントは本会員と家族カード間で手数料無しで移行出来るので、家族でポイントを貯めてみんなでちょっとした贅沢を…なんて事も出来ますね。
家族カードはETCカードの付帯が出来ない
家族カードではETCカードも付帯させる事が出来ないので、どうしてもETCカードが欲しい場合は自分の楽天カードを作りましょう。
- ゴールドカード以上での家族カード発行がお得!
- 国際ブランドやデザインは本会員と同じ
- 限度額は本会員の限度額内で共有
- 本会員1人につき5枚まで家族カードを発行可能
- 利用明細は家族カード毎に確認可能
- 本会員から紐付けされたカード間でのポイント移行は無料
楽天e-NAVI
楽天のサービスの一つに楽天e-NAVIというものがあります。
これは何かと言うと、カードの利用状況を確認したり明細を発行したり支払い方法を変更したり等をWeb上で出来るサービスとなっています。
利用には楽天会員になる必要がありますが、無料で登録できるので楽天カードを発行された人は必ず登録するようにしましょう。
前述したETCカード付帯等の各種サービスもこちらから申し込みが出来ます。
家族カードを所持している方は自分の利用明細を見る場合は本会員の楽天IDではなく自分の楽天会員ID・パスワードが必要になりますのでご注意ください。
ショッピング・旅行保険
楽天カードにはショッピングや旅行時の保険が付帯されています。
例えばカードを紛失して不正利用された際の料金は全額損害金として補償される等もこちらの保険サービスの一つとなります。
これらの補償内容をちゃんと知っていれば「ネットで購入した商品が届かなかった」等の不測の事態にも対応することができます。
また海外旅行時にも保険が付帯しており、旅行先での事件事故等に対しても手厚くサポートされています。
但し海外旅行保険の適用には条件があります!
それは「出国前までに楽天カードで旅費交通費の支払いを1回以上している事」です。
以下の表が適用されるかどうかの一覧となります。
支払先 | 保険適用 |
公共交通機関 (バス・タクシー・電車など) |
○ |
飛行機の搭乗券代 | ○ |
海外旅行のツアー代金 | ○ |
自家用車のガソリン代 | × |
レンタカー代 | × |
飛行機搭乗前までの宿泊費 | × |
上記の通りツアー代金や公共交通機関の支払い等が保険適用の為の条件となります。
注意点として自家用車のガソリン代や宿泊代等は対象外となっています。
また保険の適用範囲は基本的に条件を満たした楽天カード(家族カードを含む)を持っている人だけになります。
例え家族でも家族カードを持っていない人は保険の適用外になってしまうので旅行に行く際はしっかりと確認しておきましょう。
家族で旅行される方は家族カードの発行は無料なので、旅行に行く前に18歳以上の方には発行しておくといいですね。
肝心の保険内容ですが、
種類 | 保険金額 |
障害死亡・後遺症 | 最高2,000万円まで |
障害への治療費 | 1つの事故につき最高200万円まで |
疾病への治療費 | 1つの疾病につき最高200万円まで |
賠償責任 | 1つの事故につき最高2,000万円まで |
救援者費用 | 年間200万円まで |
携行品損害(免責3,000円) | 年間20万円まで |
このように手厚く保障されています。
補償対象期間が日本出国から3ヶ月後の24時までとなっている為長期で旅行される方は補償期間が切れないように気を付けましょう。
年会費無料で楽天ポイントを貯めてお得に生活!
- 楽天サービスを利用している人は絶対に持っておきたい1枚!
- サービスを上手く使い賢くポイントアップ!
- 支出の一元化で家計を一括管理!
- ETCカードの付帯は楽天カード1枚につき1枚限り!
- 家族カードの発行は5枚まで可能!
- 各種保険の利用条件をしっかり確認して快適な旅行を楽しもう!
世界的に見てキャッシュレス後進国と言われている日本ですが、近年キャッシュレス決済の普及を政府主導で進めています。
楽天カードは年会費無料のクレジットカードとしては破格とも言えるほどサービスが充実していますし、ポイント還元率は他の追随を許さない圧倒的な倍率となっています。
ポイントの使用用途も幅広く、上手く使えば楽天カードと少額のお金を持ち歩くだけで普段の買い物を済ます事が出来るのでキャッシュレスデビューに相応しい1枚です。