いくつもあるネット銀行の中で、その店舗数は他に類を見ない独自路線を貫いているのがイオン銀行。
ATMだけのセブン銀行とは違い、実際に窓口での応対もあり最寄りのイオンでのお買い物ついでに寄るという使い方が気軽に出来る点が魅力です。
そんなイオン銀行で提供されているイオン銀行デビットカードは利便性・お得度で言ってもとてもオススメ出来ます!
そんなイオン銀行デビットカードを実際に利用して感じたメリット・デメリットをお伝えして行きます。
家計の管理も楽ちんのイオン銀行デビットカード
イオン銀行が発行するデビットカードはクレジットカードと違い、決済した瞬間に口座から引き落としされるリアルタイム型の決済方法です。
特にイオン銀行発行という事で、最寄りにイオンやイオンモール、ピーコック等のイオングループ店舗がある方には非常に使いやすくお得なサービス内容になっています。
一昔前はデビットカードというとスルガ銀行やジャパンネット銀行といった一部の銀行が発行している珍しいカードだったんですが、ここ数年で大手都市銀行を中心に多くの銀行が発行を開始して一気に利用者数が増えました。
クレジットカードに抵抗がある方やクレジットカードを作る前にお試しで使う方、またクレジットカードがまだ持てない高校生も作れるという事で非常に人気があるキャッシュレス決済方法の一つです。
デザインが良い!男女それぞれ抵抗感無いカード券面
僕は個人的にクレジットカードのデザイン(券面)って結構大切だと思っていて、あまりに奇抜だったりビビットカラーだったりするとどうしても構えてしまいます笑。
その点、イオン銀行デビットカードはシンプルなシルバーデザインの他にポップなスイーツデザインも発行しています。
僕は妻と一緒にイオン銀行口座を使っているので、それぞれ気に入ったデザインの券面で発行しました。
僕が選んだ標準的なデザイン。
シンプルで飽きの来ないデザインですね。
カード右下のJCBロゴが白抜きとなっていて、スマートさがあります。
一方のスイーツデザインは非常にポップで明るい印象。
こちらのJCBロゴはお馴染みのカラー版JCBロゴになっています。
他にもキャラクターデザインの券面があるのですが、残念ながら2019年4月10日を持ってキャラクターデザイン(スージー・ズー)の発行は終了となります。
デビットカードの券面が選べないものもあるので、好みによって選べる点は嬉しいですね!
ちなみに裏面はデザインに関係なく共通です。
裏面には連絡先やセキュリティコードといった情報の他に、イオン銀行のキャッシュカードを兼ねているので口座番号や支店名が記載されています。
更にカード左下には電子マネーWAONのマークがあるので言うまでもありませんが、イオン銀行デビットカードには電子マネーWAONが搭載されておりオートチャージ機能を使って現金を用意する事無く完全キャッシュレス決済が可能です。
イオン銀行デビットカードのメリット
イオン銀行デビットカードは日本最大のスーパーチェーン、イオングループが発行するだけあり、近所にイオンやイオンモールがある方は非常にメリットがあります。
イオングループ対象店舗ならいつでもポイント2倍
基本的にイオン銀行デビットカードの還元率は200円に1ポイントなので0.5%です。
ところがイオングループの対象店舗利用時は無条件で200円2ポイントと2倍の1%の還元率を誇ります。
デビットカードはクレジットカードに比べ還元率が低い事が多いですが、還元率1%は大手の楽天カードやJCBのJCB W等還元率が高いカードとして挙げられるカードの基本還元率と同じ、正に高還元率なデビットカードと言えます!
もちろん近所にイオングループの店舗が一切無い!という方は残念ながら対象外になってしまうのですが、イオングループの対象店舗って実は結構あるんです。
イオンやイオンモールはもちろん、スーパーだとダイエー・マックスバリュ・ピーコック・まいばすけっと等がありますし薬局大手のウエルシアやハックドラッグもOK。
最近では少しずつ自転車専門店のイオンバイクを見かけるようになりましたし、なんと言ってもコンビニのミニストップも対象!
大手3社に比べるとミニストップの店舗数はそこまで多くないですが、他社には無いコンビニスイーツの独自路線を走るミニストップでいつでも2倍は嬉しいですよね!
20日・30日のお客様感謝デーはお買い物代金が5%OFF
こちらも対象店舗はイオングループの店舗に限りますが、イオンが毎月実施している20日・30日のお客様感謝デー時はお買物金額から5%OFFになります!
これ凄くないですか?消費税が8%→10%にあがるだけで大議論大反発を巻き起こす現代において、対象店舗で決済方法を現金からデビットカードに変えるだけで5%OFFは無視出来ない数字です。
いやむしろ積極的に利用すべき割引額でしょう!
イオン銀行デビットカードでの決済はもちろん、カードに付随するWAONでの支払い時も対象となります!
15日は55歳以上の会員限定で同様に5%OFF
毎月15日はお客様感謝デーと同じく5%OFFとなります。
現金派のお母さんの買い物も、15・20・30日にイオンでまとめ買いをするようにすれば毎月そこそこの金額が節約出来ますね・・・!
キャッシュレス化する事による最大のメリットはポイント等の還元で単純に金銭面で得する事なので、是非とも意識しておきたい部分です!
電子マネーWAONのオートチャージ
イオン銀行デビットカードには電子マネーWAONが搭載されていますが、便利なオートチャージ機能を使う事が出来ます!
オートチャージを導入することで一々現金でチャージする必要がなくなるので、ATM手数料の削減やATMへわざわざ並ぶことのストレスや時間のロスを無くす事が出来ます。
特に給料日前後のATM長蛇の列はひどいですからね・・・。
オートチャージ設定をしておけば、WAON決済をする度に事前設定した条件を満たせば銀行口座から自動引き落とし、WAONへ自動的にチャージされます。
例えば「WAONの残高が5,000円を下回ったら10,000円チャージする」みたいな感じですね。
更にオートチャージ200円毎に1ポイント還元されるので、これもとってもお得!
WAONはイオンだけではなくファミリーマートやローソンと行ったコンビニやドラッグストア等の小売店で使えるところが非常に増えています。
非常に限定的ですが、北海道の釧路市や帯広市ではバスの運賃にWAONが使用出来るようになっています。
電子マネーといえば楽天Edy、nanaco、WAON、SuicaやPASUMOと言った交通系電子マネーが入り乱れていますが、交通系電子マネー以外で交通機関に採用されるのは多分初のケース。
そういう意味でイオンのWAONに対する積極度も伝わってきます。
電子マネーもキャッシュレス決済として非常に優秀で、決済端末にかざすだけでOKと非常に便利なので是非積極的に使って行きたいですね!
オートチャージに注意!
WAONオートチャージに注意が必要なのですが、残念ながらWAONが使えるところ=全てでオートチャージが出来る訳ではありません。
というのもオートチャージはイオングループ各店と一部の対象店のみが対象で、非対称店舗だと決済のみでオートチャージは出来ません。
例えばコンビニでオートチャージに対応しているのは現在ミニストップのみです。
他にもファストフードのマクドナルドはオートチャージに対応していませんが、吉野家ではオートチャージ対象です。
基本的にレシートに現在の残額が印字されますし、ネット上で簡単に確認出来るので設定条件を下回っても残額が増えていない場合「あ、ここはオートチャージ非対応なんだな」と思ってもらえばOKだと思います笑。
イオン銀行を給与振込口座に指定すると毎月10WAONポイントプレゼント
色々な銀行で給与振込口座に設定すると特典がありますが、イオン銀行デビットカードを使っている場合毎月10WAONポイントが付与されます。
更に給与口座に指定すると、WAONポイントだけじゃなくイオン銀行Myステージのスコアも付与されます!
イオン銀行Myステージのスコアは毎月一定のスコア以上になるとランクアップし、ATM手数料や振込手数料、普通預金の金利がお得になります。
特に普通預金の金利はイオン銀行Myステージのランクをアップさせると、大手銀行が軒並み0.001%という超低金利時代になんと100倍の0.1%前後!
イオン銀行Myステージはイオン銀行をお得に使う為にめちゃくちゃ重要なので是非意識して使って行きたいですね!
イオン銀行Myステージは以下からご確認下さい。
イオン銀行をメインで使うなら是非イオンカードセレクトを持とう
ここまでイオン銀行デビットカードをご紹介して来ましたが、基本的にはイオン銀行が発行するイオンカードセレクトの方がお得度がグンとあがります。
イオンカードセレクトはクレジットカードなので当然審査がありますが、年会費無料でイオングループの様々なサービスを最大限享受する事が出来ますし、更に上位のゴールドカードであるイオンゴールドカードセレクトは限られた一部の方しか貰えない紹介制のカードになっています。
イオンゴールドカードセレクトは基本的にイオンカードセレクトで利用実績を積んだ上位顧客にのみ招待されるカードなので難しいと思われる方も多いんですが、毎日の食費や月々の光熱費、携帯代やインターネット代なんかをイオンカードセレクトにまとめるだけで十分達成出来る水準です。
イオンゴールドカードセレクトをゲット出来ると全国のイオンモール等にあるイオンのラウンジが無料で使えるようになるので、是非こちらをオススメします!
イオン銀行デビットカードでお得にキャッシュレス
- イオン銀行をお得に使える
- 簡単にキャッシュレスデビューが出来る
- お得なのでイオンカードセレクトも考えた方が良い
イオン銀行デビットカードはイオン銀行を使う上で更にお得で便利に使えます。
もちろん日々の買い物から既にクレジットカード等を持っている方の予備カードとして、またはイオングループをお得に使う手段としてとってもオススメ。
イオン銀行をメインバンクにする場合、金利優遇やATM手数料の優遇も見逃せません。
特にキャッシュレス決済は決済方法をまとめればまとめる程お得になる傾向があります。
例えば楽天は楽天カードを中心としてお得に使える環境が整っていますが、対するイオンはリアル店舗を持ちイオングループ全体でポイントが使えたり困った時に窓口で相談出来る環境が用意されているので、完全にネットバンクへ移行する事に抵抗がある方にも非常にオススメです。
是非1日でも早くイオン商圏へ完全移行して、お得にキャッシュレスデビューしましょう!
年会費 | 永年無料 |
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国際ブランド | VISA / Mastercard / JCB |
ETC / 家族カード | 有り / 有り |
還元率 | 0.5%~1% |
入会特典 | 今だけ最大6,000円分還元! |