数十年前まで銀行口座にお金を預けているだけで、10年もすれば倍になる・・・そんな時代があったそうです笑。
今や超低金利時代、銀行にお金を預けていても全くと言う程増えません。
しかし1円でも多く増えてくれるな・・・そう考えるのは当然です。
そこで今日は僕が個人的に最もオススメしたい銀行の一つ、イオン銀行を徹底的に解説して行きます!
イオン銀行って?
イオン銀行は言うまでもなく、大型ショッピングモールのイオンモールを運営するイオングループの銀行です。
一応分類的にはネット銀行とされ、主にインターネットバンキングを使って各種手続きを行える銀行です。
通常ネット銀行(ジャパンネット銀行や楽天銀行、ソニー銀行等)は店舗や窓口を持たないんですが、イオン銀行に関しては大型店を中心に全国各地にイオン銀行窓口が存在します。
とはいえ大手銀行ほど店舗がある訳ではないので、事実上全国展開する都市銀行とネット銀行の中間ぐらいだと思って頂ければ良いかなと思います。
全てをネット上で完結しなければいけない完全無店舗型のネット銀行と違って、やはり直接窓口で行員と話が出来る点はインターネットやパソコン、スマホに苦手意識がある方には嬉しいですよね。
イオン銀行は何ができるの?
では肝心のイオン銀行の取扱業務です。
銀行と名乗る以上、俗にいう銀行業務が出来なければ話になりませんが、その辺はしっかり網羅されているのでご安心下さい!
- 普通預金
- 定期預金
- 外貨預金
- デビットカード
- クレジットカード
- 住宅ローン
- カードローン
- 各種ローン
- 投資信託
- NISA
- iDeco(確定拠出年金)
- ロボアドバイザー
- 保険
見れば分かる通り、いわゆる普通の銀行がやっている事はほぼ100%行えます。
むしろ実店舗を持っているイオン銀行は、ネット銀行の中でも出来る事が幅広い印象ですね。
イオン銀行のサービス
では詳しいイオン銀行のサービスを見て行きましょう。
結論から言っちゃいますが、何故まだみんなイオン銀行に変えていないのか謎だってレベルで最高です笑。
普通預金
いきなりなんですが、イオン銀行はここが最強過ぎます。
というのも、普通預金って金利めちゃくちゃ低いんです。
皆さんご存知だと思いますが、例えば大手メガバンク(三井住友・三菱UFJ・みずほ)の普通預金金利は0.001%。
イオン銀行の普通預金の金利も通常0.001%。
これって仮にペイオフ上限金額である1,000万円を預金していても、1年間で貰える金額はわずか100円。
実際には
所得税 | 15% |
地方税(住民税) | 5% |
復興特別所得税 | 0.315% |
合計 | 20.315% |
という税金が引かれた額が振り込まれます。
つまり100円の利息の場合、20.315%の20円(小数点未満切り捨て)が引かれ、手元に残る金利額は80円。
1,000万預けても80円ですよ?うまい棒数本買っておしまいなんて預けてる意味ほぼ無し・・・笑。
じゃあなんでイオン銀行が最強なのかというと、ほぼ誰でもノーリスクで金利を100倍に出来る方法があるんです。
それがイオン銀行のMyステージ制度。
このMyステージ制度を上手く使えば、イオン銀行の普通口座金利はなんと最大0.12%。
大手メガバンクやイオン銀行の普通の状態から計算すると120倍です。
仮に普通預金で先程と同じく1,000万円預け入れているとすると、貰える利息は税引き後で9,563円。
さっきの80円はなんだったのか・・・というような驚異の数字です、なんせ120倍ですから。
0.12%のプラチナステージを達成するにはちょっとしたコツが必要ですが、0.10%のシルバーステージは本当に誰でも達成出来るレベルです。
ちょっと金融機関を変えるだけで、今貰っている100倍の金利が受け取れるとしたら・・・。
金融機関を変えるって本当にめんどくさいイメージがあるかも知れませんが、ちょっとした努力で年間数百数千円の単位で貰えるお金が変わって来るので是非イオン銀行への乗り換えをオススメします!
Myステージ制度については以下の記事で超詳細にまとめてあります!
定期預金
さて高金利だという事が分かった普通預金。
定期預金もさぞかし期待出来る・・・!と思いきや、定期預金は基本的に預け入れ金額・期間に関係なく一律で0.02%。
大手メガバンクの定期預金金利が通常0.01%なんで2倍の金利にはなりますが、普通預金金利のインパクトが強すぎてちょっとかすんじゃいますね・・・笑。
そう、イオン銀行は普通考えられないんですが普通預金と定期預金の金利を比較して普通預金の金利のほうが高いという逆転現象を見せているんです。
普通少しでもお金を貯める為に定期預金にして金利を0.001%でも多く・・・と考えるものですが、逆に定期預金の預け入れをした方が損をするという中々あり得ない事態。
それでも他行に比べて定期預金金利は少しでも高いので、特に大手メガバンクで定期預金を行っている方は即乗り換え推奨です。
積立式定期預金は更に高金利
積み立て式の定期預金の場合、年0.08%と通常の定期預金の4倍、大手メガバンクの定期預金金利の8倍となっています。
5,000円以上から1,000円単位で指定出来るので、毎月決まった金額を自動的に積み立て出来るのは非常に嬉しいですね。
もちろんボーナス時だけ増額して積み立てするという指定もOK。
ただし口座開設から6ヶ月~5年の間で終了してしまうので、中期的に貯めておくようなイメージで使っていきたいですね。
外貨預金
イオン銀行は外貨預金にも対応していて、取扱外貨は米ドル・豪ドル・NZドルの3通貨です。
日本人にも人気の旅行先であるヨーロッパのユーロやイギリスのポンドの取扱は残念ながらありません。
外貨普通預金だけではなく外貨定期預金も取り扱っているので、水準として円安の今はともかくまたドル円が1ドル=70、80円台の時代が来たら外貨に変えて預金しておくという選択肢も取れますね。
デビットカード
イオン銀行では普通預金に連動してリアルタイム決済が出来るキャッシュカード一体型のデビットカードを取り扱っています。
国際ブランドはJCBのみですが、イオンモールを始め多くのお店で使えてさらにイオンが毎月行う20日、30日のお客様感謝デーではお買物代金が5%オフ、毎月10日はWAONポイントやときめきポイントが5倍という嬉しいキャンペーンを行っています。
イオン銀行をお得に使うには後述するイオンカードセレクトを利用した方が絶対に良いのですが、選択肢は沢山あった方が良いので何らかの理由でクレジットカードが持てない方も割引サービスを受けられる点はウェルカムですね!
クレジットカード
先述したイオンカードセレクトがこちらなんですが、普通預金の項目でお話したMyステージに関わってきます。
イオン銀行の場合、イオンカードセレクトをセットで持っているだけでMyステージの得点が10点加算。
もちろん年会費無料なので、実質ノーリスクで普通預金金利0.10%であるシルバーステージへ近づきます。
おまけにコンスタントに利用をしていれば同じく年会費無料のゴールドカードのインビテーション(招待状)が届く可能性があり、このイオンゴールドカードセレクトを持っていれば全国のイオンモールにあるイオンラウンジが利用可能。
イオン銀行はイオンカードセレクトとセットで使う事がお得感を丸々得る為に必須なので、是非セットで合わせて持っておきたいですね!
ちなみにイオンカードセレクトを申し込むと自動的にイオン銀行口座の作成も出来るので、口座作成とクレジットカード申し込みを別々でやらなくてもOK。
何よりクレジットカードとはいえ年会費永年無料で一切追加費用がかからないので是非オススメします!
イオンカードセレクトについては下記で詳しく解説しているので一度ご覧ください!
住宅ローン
イオン銀行では変動金利型の住宅ローンはもちろん、固定金利型で人気のあるフラット35も取り扱っています。
イオン銀行の住宅ローンは全体的に金利が低めなのでとても利用しやすいんですが、何より良い点がネット銀行なのに窓口がある点。
通常の銀行だと平日9時~15時までで、土日休みの会社員の場合窓口へ行くにはまず休みを取ったりしなければならず何度も検討を重ねる住宅ローンにとって物凄い負担になりますよね。
ところがイオン銀行の場合、土日祝日もイオンが空いていれば窓口も空いていますし、平日でも20~21時まで営業しているところがほとんど。
つまり会社帰りに相談に行くという事ももちろんOK。
数千万円単位で借り入れる住宅ローンにおいて、担当者との信頼関係は必須です。
イオン銀行はイオンと言う強力な商業施設をバックグラウンドにこの点で非常に優れていますね!
イオンセレクトクラブ
更にイオン銀行で住宅ローンを借り入れると、住宅ローン契約者限定でイオングループでのお買物が毎日5%オフになるというイオンセレクトクラブへの加入が出来ます。
借り入れ金額によって年間上限金額があり、下記の表のようになっています。
借入額1,000~2,000万円未満 | 年45万円まで |
借入額2,000万円以上 | 年90万円まで |
イオンセレクトクラブは有効期限5年間の限定特典なので、この間はイオンをフルに使いこなしたいですね!
イオンゴールドカードセレクトの発行
住宅ローン利用者にはイオンカードセレクトの上位であるイオンゴールドカードセレクトが発行されます!
イオンゴールドカードセレクトについては先述しましたが、イオンラウンジが無料で使えたりと特典盛りだくさん。
もちろん先程も触れた通り年会費完全無料なので、銀行系クレジットカードと言うステータスの中でも上位のゴールドカードを発行して貰えるのは嬉しいですね!
カードローン
近年人気の銀行カードローンですが、イオン銀行でもイオン銀行カードローンを取り扱っています。
銀行系カードは一般的な消費者金融系ローンと違い金利が安い傾向にありますし、イオン銀行口座と連動して利用する事が出来るので非常に使いやすいサービスになっています。
また、必要な時に必要な分だけ借りられるカードローンとは別に一括で最大700万円まで借り入れが出来るフリーローンもあります。
車を買う場合やリフォーム資金等の事業性資金以外に自由に使えます。
各種ローン
先述したフリーローン以外にも各種自動車ローンやリフォームローン、教育ローン等便利なローンサービスが提供されています。
住宅ローンの項目でも触れましたが、窓口で行員と直接対面して相談出来る点も嬉しいですね。
もちろんほとんど来店不要で申し込み、利用が出来るのでハードルの低さもネット銀行ならではです。
投資信託・NISA・iDeco
各種投資信託、NISA、iDeco(確定拠出年金)も取り扱っています。
・・・が、個人的にはイオン銀行でこれらのサービスの利用はあまりオススメしません。
というのも投資はやはり証券会社で行った方が基本的には良いです。
例えば取扱商品数だけを見てもその差は歴然。
投資信託取扱商品数(2018/11/18現在) | |
イオン銀行 | 250銘柄以上 |
楽天証券 | 2,660銘柄以上 |
SBI証券 | 2,695銘柄 |
銘柄が多ければ良いってもんじゃないんですが、やはり取り扱っている商品数が多ければ多い程自分にあった商品が見つかるのは当然の話です。
これはイオン銀行に限った話ではなく銀行全体に言える事なんですが、基本的に投資や資産運用は証券会社で行うべきというのが僕の持論です。
ただイオン銀行のメリットは繰り返しあげているように行員と対面して相談出来る事ですから、資産運用に自身が無い方は窓口がある事はメリット。
ただし銀行側も商売ですので手数料が割高な商品を紹介される可能性も決して0ではありません。
しっかり見極めて利用して行きたいですが、僕は基本的に証券会社をオススメします。
ロボアドバイザー
ロボアドバイザーはAIが自動で投資をしてくれると最近人気の投資方法です。
イオン銀行では人気のWealthNavi(ウェルスナビ)を採用し、自分がどの程度リスクを許容出来るのか選んで簡単に投資が始められます。
WealthNavi自体はWealthNaviそのものでサービスを行っているので、わざわざイオン銀行で利用するメリットは資金振替をイオン銀行から直接行える事ぐらいでしょうか。
もちろん同様のWealthNaviがSBI証券で、同じくロボアドバイザーである楽ラップが楽天証券でも提供されているので、特にこだわりが無ければそちらでもOKです。
保険
イオン銀行では各種保険の取り扱いをしています。
海外旅行や国内旅行保険はもちろん、個人年金や自動車保険、がん保険、最近話題の自動車保険まで完備。
特に保険商品は素人が判断しづらく、ネット保険だと誰も説明してくれず自分で商品説明書を読み理解する必要があるので初心者にはハードルが高いですよね。
窓口で詳しい方が納得行くまで説明してくれる保険商品は安心が出来ます。
万が一に備えた保険というのはお金と密接に関わってくるので、そういう業務を銀行が年中無休で毎日夜9時まで対応してくれる点は非常に充実しています。
イオン銀行はメリットいっぱい!
ここまでイオン銀行について簡単に解説してきましたが、ネット銀行ならではの高金利や充実したサービスが提供されています!
- ネット銀行でありながら年中無休で夜9時まで窓口対応有り
- イオンカードセレクトと組み合わせて超高金利を受け取れる
- 住宅ローンも充実の内容で5%オフの嬉しいサービスも有り
特に普通預金金利については今すぐに乗り換えをしたいところ。
イオン銀行はクレジットカード一体型であるイオンカードセレクトと一緒に簡単に申し込み・口座開設が出来るのでこれから来るキャッシュレス社会に向けて是非利用して行きたいですね!
年会費 | 永年無料 |
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国際ブランド | VISA / Mastercard / JCB |
ETC / 家族カード | 有り / 有り |
還元率 | 0.5%~1% |
入会特典 | 今だけ最大6,000円分還元! |