7月1日より、セブンイレブンからスマホ決済「7Pay」が登場します。
ついに、コンビニエンスストアからもスマホ決済が輩出されるんですね!
今回は、新サービス「7Pay」の基本情報からメリット/デメリットまで徹底解説しちゃいます。
セブンイレブンから決済アプリが登場
7月1日より、セブンイレブンからスマホ決済サービスが開始されます。
その名も「7Pay」
今回は、この「7Pay」について詳しく見ていきたいと思います。
~キャッシュレスとは?~
「7Pay」は、現金を使わないキャッシュレス決済に分類されます。
『そもそもキャッシュレスがわからない!』という方は、以下の解説記事をご覧ください。
「7Pay」の詳細
早速、「7Pay」をご紹介していきたいと思います。
「7Pay」とは?
「7Pay」とは、セブンイレブンが運営するスマホ決済サービスです。
「7Pay」は、セブンイレブンの公式アプリに内蔵されていますので、ご利用の際は公式アプリをダウンロードする必要があります。
~スマホ決済とは?~
スマホ決済とは、スマホ内にクレジットカードなどの情報を記憶させ、スマホを操作するだけ支払いができるサービスです。
より詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください!
サービス開始は2019年7月1日(月)から
「7Pay」は2019年7月1日(月)からサービス開始となります。
「7Pay」の利用方法
「7Pay」の利用方法は極めて簡単です!
- 「7Pay」にお金をチャージする
- セブンイレブンアプリの支払いボタンをタップ
- バーコードが表示されるので、レジで読み取ってもらう
たったこれだけです!
いわゆるコード決済と呼ばれる手法ですね。
チャージ方法が選べる!
「7Pay」では、複数のチャージ方法が用意されています。
- レジでチャージする
- セブン銀行のATMでチャージする
- クレジットカード
リリース前の情報では、これらのチャージ方法があるということがわかっています。
自分に合ったチャージ方法が選べるのは嬉しいですよね。
「7Pay」が使えるのは現状セブンイレブンだけ
「7Pay」は、どこのお店でも利用できる訳ではありません。
現時点では、セブンイレブンでしか利用できないようです。
ただ、利用可能店舗は拡大されていく予定なので、今後に期待しましょう!
「7Pay」を使うとnanacoポイントが貯まる!
「7Pay」で支払いをすると、nanacoポイントが貯まります。最大1.5%還元されます!
具体的に説明しましょう。
通常は「200円につき1ポイント」貯まりますが、10月末まで行われるキャンペーンを利用すると、さらに「200円につき1ポイント」貯まります。つまり、キャンペーン期間中は「200円につき2ポイント」貯まります。還元率で表すと1%です。
さらに、9月以降は「200円につき1ポイント」の還元率でセブンマイルが貯まります。よって9月~10月末に「7Pay」を利用すると、最大1.5%の還元率でお買い物ができるというわけです。
ちょっと複雑でわかりにくいですね。。。表でまとめてみましょう!!
項目 | 時期 | 還元率 |
通常ポイント | 通常 | 200円につき1ポイント |
キャンペーンポイント | 2019年10月31日まで | 200円につきさらに1ポイント |
セブンマイル | 2019年9月から | 200円につきさらに1ポイント |
nanacoポイントを貯めたい方は、「7Pay」を使うのがおすすめです!
~nanacoの還元率が改悪~
2019年7月より、nanacoのポイント還元率が改悪されます。
変更前 | 100円につき1ポイント |
変更後 | 200円につき1ポイント |
この改悪を補うのが「7Pay」ということなのでしょうか。
その割には、「7Pay」の使い勝手があまり良くないような。。。
「7Pay」を使うメリットは?
ここでは、「7Pay」の魅力を見ていきましょう。数多くある決済アプリの中で「7Pay」を選ぶメリットは何なのでしょうか。
①決済が簡単になる
これは「7Pay」の魅力というよりは「スマホ決済」の魅力ですが、「7Pay」を使えば会計が格段に楽になります。
鞄から財布を出したり、小銭を探す必要もありません。
スマホでバーコードを表示するだけです。
②nanacoポイントが貯まる
先述の通り、「7Pay」を利用すると最大1.5%の還元率でnanacoポイントが貯まります。
「7Pay」がリリースされる7月よりnanacoの還元率が0.5%に改悪されますので、nanacoユーザーは「7Pay」を利用するのが良いでしょう。
「7Pay」にはデメリットもある
残念ながら、「7Pay」にはデメリットも存在します。
ここでは、「7Pay」を使い始める前に知っておきたいことをまとめてご紹介します。
①他の決済アプリに比べて還元率が低い
利用額に応じてポイントを付与する決済アプリは多数あります。
「7Pay」の還元率は、それらと比べるとかなり低いです。
実際に比較してみましょう。(2019年6月現在)
7Pay | 最大1.5%(7~8月末は最大1%) |
LINE Pay(ラインペイ) | 最大2% |
PayPay(ペイペイ) | 最大3% |
「7Pay」の還元率の悪さは一目瞭然ですよね。
さらに、「LINE Pay」や「PayPay」は定期的に還元キャンペーンを実施していますので、キャンペーン中はさらに還元率が高くなります。
nanacoポイントにこだわりがなく、ポイントを貯めてお得に買い物をしたい人には、「7Pay」はおすすめできません。
②利用可能店舗が少ない
現在は、「7Pay」が利用できるのは全国のセブンイレブンのみとなっています。
セブンイレブンをあまり利用しない方や、通常使いできる決済アプリをお探しの方には「7Pay」をおすすめしません。
③決済以外のサービスがない
「7Pay」では、セブンイレブンでの決済サービスしか利用できません。
他社の決済アプリでは多様なサービスが提供されていますので、「7Pay」のサービスが十分とは言えないでしょう。
例えば、「LINE Pay」では実店舗での決済サービスの他に以下のサービスがあります。
- 友達とお金のやり取りができる「送金サービス」
- 飲み会で役立つ「割り勘サービス」
- 光熱費の支払いが自宅でできる「請求書払いサービス」
- 「外貨両替サービス」
サービスが多様であれば、決済アプリを利用できるシーンも広がります。
「7Pay」はセブンイレブンでお買い物をするときのみ利用できるので、人によっては滅多に使う機会がない可能性もあります。
新スマホ決済「7Pay」は正直微妙?
- 7月1日にセブンイレブンからスマホ決済「7Pay」が登場
- セブンイレブンの買い物で使える
- nanacoポイントが貯まるが還元率は微妙
- 使えるシーンが限られるので使いにくい?
今回は、セブンイレブンの新サービス「7Pay」をご紹介しました。
正直、現状の「7Pay」を使う理由はあまり見当たりません。
還元率が高く、使えるお店が多い他社の決済アプリを使う方が賢いと思います。
今後、サービスや利用可能店舗が拡充されることを期待しましょう!
【必見】自分に合った決済アプリを見つけよう
現在日本には、様々な決済アプリが存在します。
『全部同じように見えて、どれを使えばわからない!』と思われるかもしれませんが、実はアプリごとに異なる特徴があるんです。
特徴をきちんと理解して、自分に合った決済アプリを見つけることが大切です。
以下の記事では、5つの主要決済アプリの「基本情報」や「メリット/デメリット」「どのような人におすすめか」を徹底解説しています。
『「7Pay」は自分に合わないかも』と感じた方は、ぜひ以下の記事で自分に合う決済アプリに出会ってください!