けんちゃん(@braveryk7)です!
2008年にiPhone 3Gが発売してからというもの、あっという間にスマートフォンが普及しました。
しかしスマートフォン移行で必然的にその通信量は値上がり、携帯料金が1人辺り1万円を超えてしまっている方も多いのではないでしょうか?
今日は僕の元携帯電話販売員だった経歴を生かして、スマートフォンを格安SIMに切り替えて固定費を大幅に削減出来るか解説して行きたいと思います!笑。
そもそも格安SIMとは
格安SIMとは言いますが、そもそも格安SIMとはなんなの?というところからざっくりお話して行きます。
日本における携帯キャリアは大手3社と子会社2社という構図になっています。
- docomo
- au
- Softbank
この3社が日本で言う大手3キャリアと呼ばれる会社で、未だほとんどの日本人がこの携帯電話キャリアと直接契約しています。
対して
- UQWimax
- Y!mobile
この2社はそれぞれKDDI(au)とSoftbankと資本関係にあり、事実上廉価版のauとSoftbankというような位置づけになっています。
この2社はauやSoftbankほどのブランド力は無く、またサービスも大きく充実していない反面低料金が魅力的です。
実はこの2社、格安SIMと全く同じような位置づけです。
格安SIM提供のカタチ
格安SIMサービスを打ち出している会社の多くは通信会社やIT企業なのですが、実はその会社単体で携帯電話回線を持っていません。
じゃあどうやってサービス提供しているかというと、大手3キャリアが使っている電波を間借りしてサービス提供をしています。
この形態をMVNO(Mobile Virtual Network Operator/仮想移動体通信事業者)と言います。
使っている電波は大手キャリアの電波なので、事実上大手キャリアの電波を使っているのと全く変わりありません。
もちろん大手キャリアが提供している個別のサービス(動画サービス等)は受けられませんが、正直今の時代キャリアの提供しているサービスのほとんどは他社で別途提供しています。
例えばdocomoのdTVやauのビデオパスのような動画配信サービスはHuluやNetflix、U-NEXT、AmazonPirmeビデオのようなサービスがあります(当然dTVやビデオパスでしか閲覧できないコンテンツもあります)。
またdマガジンのような雑誌やコミックの配信サービスも当然他社にありますよね。
色々サービスは多岐に渡りますが、実は携帯キャリアが提供しているコンテンツのほぼ全てが他社のサービスで代替え出来ます。
格安SIM唯一の懸念事項
では格安SIMへ移行する事によって何かデメリットは無いのか―――
人によっては、になるのですがあります。
それはメールアドレスが変わってしまう点です。
メールアドレスというのは携帯電話キャリア各社が発行しているものです。
- @docomo.ne.jp
- @ezweb.ne.jp
- @softbank.ne.jp
というようなキャリアが発行しているメールアドレスはどうしても引き継げません。
しかし、今の時代Google社のGmailを始めとした無料で高機能なメールアドレス付与サービスが充実しています。
iPhoneを使っている方ならAppleIDに付随するiCloudのメールアドレス(@me.com、@icloud.com)も良い選択肢ですね。
Android端末を使っている方はほとんどの方がGmailのアカウントを所持されているかと思います。
長年使ったメールアドレスの変更に抵抗がある方も多いですが、今はLINEを始めとしたメッセージングサービスの利用者も非常に多いでしょう。
キャリアのメールアドレスはメルマガや広告がいっぱいという方も多いのではないでしょうか。
メールアドレスは変わってしまいますが、これを機にメルマガや広告の断捨離をしましょう!
携帯電話キャリアを変えるのは大変?
格安SIMへ変える、というのはざっくり言うと”携帯電話会社を変える”という事になります。
もちろん長年親しんだキャリアを変えるという事に抵抗があるかも知れませんが、親近感だけで毎月無駄な固定費を払うのはちょっともったいないですよね?
携帯電話キャリアは皆さんが思っている以上に簡単に変えられます。
携帯電話キャリアを変えることによってこれから先節約出来る金額はかなりのものなのでこれを機に変える事をオススメします。
格安SIM移行でいくら安くなるの?
さて、一番気になる部分ですよね笑。
格安SIM格安SIMとは言うけれど、一体変える事によっていくら安くなるの?というのは最も大事な部分です。
ここではシェア率No.1のdocomoで、ユーザー数が多いと思われるiPhone8を購入した場合と格安SIMで人気の高い楽天モバイルを比較をしてみましょう!
- docomoから楽天モバイルへ移行
- 月々の通信量5GB前後
- 通話はあまりしない(5分以内がほとんど)
- 本体は既に持っており、本体をそのまま使用する
- 本体はiPhone8 64GBをdocomoで購入している
上記の条件をモデルケースに比較して行きたいと思います!
このモデルケースは僕が携帯電話販売を行っていた時にスマートフォンユーザーの80%以上の顧客に該当したケースです。
そうです、ほとんどの人はそんなに長い通話しないし、通信量が5GBを超えるような使い方をしていません笑。
もちろんそうでない方も居るので、一例として御覧ください!
docomo | 楽天モバイル | |
基本料金 | 1,836円(カケホーダイライトプラン) | 2,678円(スーパーホーダイプランM) |
通話無料時間 | 5分 | 10分 |
通信定額サービス | 5,400円(ベーシックパックステップ3) | 基本料に込み |
通信量上限 | 5GB | 6GB |
本体代金 | 3,699円 | 3,699円(docomo分引き継ぎ) |
その他 | 324円(SPモード) | – |
割引 | -2,376円(月々サポート) | -540円(楽天会員割)
-540円(長期割2年) |
合計 | 8,883円 | 5,297円 |
はい、という訳で単純に乗り換えるだけで月々3,600円程度の節約が出来る事になります!
楽天モバイルはdocomoの回線を利用したMVNO回線なので、回線品質はdocomoそのものです。
日常でdocomoと楽天モバイルの差を感じる事は全くありません。
ただし楽天モバイルに乗り換える為に多くの方は移転元キャリア(この場合docomo)に10,260円の解約料、2,160円の転出手数料、楽天モバイル新規契約の契約事務手数料3,394円、合わせて15,814円が別途掛かる事になります。
ただし月々3,600円削減出来ているので、5ヶ月で元が取れてそれ以降は毎月固定費がマイナス3,600円という事になります。
もし時給800円のアルバイトを副業でした場合、5時間働かないとこの金額には達しません。
格安SIM切り替えで固定費を削減しよう!
携帯電話は家庭の固定費の中でも比較的割り合いが大きな部分です。
ここを削減出来る事によって月々余裕が生まれ、例えば貯金に回したり投資に回したりという事が実現出来るようになります。
品質が変わらず安く出来るという中々他では無い部分なので、今すぐ月々の通信料を確認して乗り換えて行きましょう!
楽天モバイルについては詳細にレビューしているので、是非下記の記事をご覧ください!
https://start-money.com/rakuten-mobile/