メルカリから新たな決済サービスが開始されます。
その名も『メルペイ』
メルカリユーザーが『こんなアプリ欲しかったんだ!』と感激すること間違いなし。
今回はメルペイの使い方や魅力、注意点まで徹底解説します!
~最新情報~
「メルペイ」の最新解説記事はこちらです。
メルカリから決済サービスが登場!
フリマアプリで有名なメルカリですが、金融関連への事業拡大を目的として新たに株式会社メルペイを設立しました。
『信用を創造して、なめらかな社会を創る』をミッションとし、お金に関係する様々なサービスに取り組もうとしています。
その第一弾として発表されたのが決済アプリ『メルペイ』
こちらのアプリは『iD』に対応しており、お店の読み取り機にかざすだけで決済が完了します。キャッシュレス化すると、財布を取り出す必要がないので便利です!
~キャッシュレスの基礎知識~
決済アプリはキャッシュレス決済の1つです。
『そもそもキャッシュレスって何?』
という疑問をお持ちの方は、先にこちらの記事をお読み下さい。
初心者の方でも理解しやすい内容になっています。
メルカリの売上金を決済に使える!!
メルカリユーザーには嬉しいお知らせですね。
これまでは、メルカリの売上金をメルカリ外で使用する場合は出金する必要がありました。1万円以下の出金は手数料がかかるので損をすることも。
しかし、メルペイができたことで、売上金をメルペイにチャージし決済できるようになります。いちいち出金しなくてもいいんですね。
もちろん手数料は無料。売上金の申請期限もなくなります。
~メルペイあと払いサービス~
2019年春頃に「メルカリ月イチ払い」が「メルペイあと払い」にリニューアルされます。
これはメルカリでの利用実績をもとに、店舗での商品購入代金を後払いにできるサービスです。メルカリ外のお店でもサービスを適用できます。
現金が足りないときに嬉しいサービスです。
メルカリユーザーだけのアプリではない!
ここまで読むと『メルカリユーザーしか使えないの?』と思いますがそうではありません。
メルペイでは銀行口座からチャージすることもできます。もちろん手数料無料。
1回1,000円からチャージすることができ、1日の限度額は20万円までとなっています。
メルカリでの売上金がない人でもメルペイが使えるんですね!
みずほ銀行、三井住友銀行、三菱UFJ銀行、りそな銀行、イオン銀行、その他地方銀行など
登録可能銀行は今後も増える予定で、全国60行以上の銀行と連携予定です。
メルペイには魅力がたくさん
使える決済を目指すメルペイは、実用性が高いアプリになっています。
ここではメルペイの魅力をご紹介します。
- 初期導入費、固定費無料
- 全国90万か所以上で利用できる
- ネットショッピングにも対応予定
- パートナーシップ戦略
①初期導入費、固定費無料
メルペイは登録無料、登録後も利用に関してお金を請求されることはありません。
登録して損することはないので「とりあえず登録してみよう」というお試しにも最適です。
②全国90万か所以上で利用できる
メルペイは株式会社NTTドコモが推進する非接触決済サービス『iD』に対応しています。
内製化にこだわらず、元々浸透していた「iD」と提携したからこそ、メルペイ導入直後から多くのお店で利用できるんですね。なんて賢いんだメルカリ!
利用可能店舗は拡大中で、今後はより幅広いお店で使えるようになりますよ。
セブンイレブン、ファミリーマート、ローソン、ミニストップ、イオン、ブックオフ、東急ハンズ、マツモトキヨシ、すき屋、ガスト、かっぱ寿司、ビックカメラ、ソフマップなど
~コード決済にも対応予定~
2019年3月中旬(予定)にコード決済にも対応します。
最初はメルペイで表示したバーコードをレジで読み取る方式から開始する予定です。しかし、将来的には店舗側で提示したバーコードをメルペイのバーコードリーダーで読み取る方式にも対応します。
実現すれば、決済端末機がない店舗でもメルペイが使えるようになり、全国135万か所以上で利用可能となります。
③ネットショッピングにも対応予定
現在は実店舗とメルカリでの決済のみですが、今後はネット決済にも対応する予定です。
ネット決済が可能になれば、さらに多くの店舗でメルペイを使うことができます。
将来的には、メルペイのネット決済を使って商品を購入し、購入履歴をもとにワンタップでメルカリに出品できるようにするとのこと。
④パートナーシップ戦略
メルペイは決済手段を提供するにとどまりません。キャッシュレスを推進するため、他企業とも積極的にパートナーシップを組む予定です。
現在公表されているパートナーは以下の通りです。
三井住友カード株式会社
メルペイの非接触型決済対応開始にあたり事業提携しました。これによって、メルペイを全国90万か所の「iD」加盟店で利用することが可能になりました。
株式会社JCB
コード決済の普及を目的として事業提携しました。2019年春ごろにメルペイはJCBが推進するコード決済加盟店でも利用可能となります。
KDDI株式会社
スマホ決済における店舗開拓を目的として業務提携をしました。両社はコード決済分野において、「メルペイ」とKDDI株式会社が推進する「au PAY」の両サービスを提案することで相互に協力していく予定です。
上記以外にもセブンイレブンなどとコラボレーション予定です。
~地方自治体との連携~
企業以外にも地方自治体との連携を強化しています。詳細はまだ公表されていませんが、神奈川県や神戸市、福岡市などと提携する予定です。
提携により新たなサービスが生み出されるかもしれませんね。期待です!
メルペイの注意点は?
魅力と可能性に溢れているメルペイですが、注意点もあります。
- 現在はAndroidに非対応
- ポイント還元などのサービスがない
- メルカリを使わない人にとってはメリットなし?
①現在はAndroidに非対応
現在はiOSのみに対応しており、Androidユーザーは使用できません。
しかし2019年2月末~3月初旬にはandroidにも対応開始すると発表されています。
この問題は早い段階で解決されそうですね!
②ポイント還元などのサービスがない
決済アプリではポイント還元や割引サービスがあるのが一般的です。
しかし、メルペイにはそのようなサービスがありません。
お得に買い物をしたい人にとっては魅力のない決済アプリかもしれません。
③メルカリを使わない人にとってはメリットなし?
メルペイの最大の魅力はメルカリの売上金を決済に使用できることです。
よってメルカリを利用していない、利用する予定がない人がわざわざメルペイを使う理由は今のところなさそうです。
デメリット②にも通じることですが、ポイント還元などお得なサービスがある決済アプリのほうが非メルカリユーザーにとっては魅力的かもしれません。
メルペイの登録方法
メルペイの登録方法は以下の通りです!メルペイはメルカリアプリ上のサービスになので、メルカリアプリで登録する形になります。
- メルカリアプリをダウンロード or アップデート
- 画面下の「メルペイ」をタップ
- 「売上金・ポイントをお店で使う」をタップ
- 「設定を始める(無料)」をタップ
- 電話番号認証を行い、電子マネーカードを発行する
- 電子マネーカードの情報をiPhoneに追加する
メルペイで買い物を便利にしよう
- メルカリが無料の決済アプリ『メルペイ』を開始
- 売上金をメルカリ外での決済に使える
- 多くのお店で使える(将来はネット決済も)
- 様々な企業や公共と提携している
いかがでしたでしょうか。現状はメルカリユーザーのためのアプリという印象ですね。
しかし、メルペイは今後事業を拡大していくでしょうから、非メルカリユーザーにとっても魅力的なアプリへ進化するかもしれません。
競争が激化する決済アプリ業界で、メルペイがどのように市場や社会に浸透していくのか、今後も目が離せません!
【必見】自分に合った決済アプリを見つけよう
現在日本には、様々な決済アプリが存在します。
『全部同じように見えて、どれを使えばわからない!』と思われるかもしれませんが、実はアプリごとに異なる特徴があるんです。
特徴をきちんと理解して、自分に合った決済アプリを見つけることが大切です。
以下の記事では、5つの主要決済アプリの「基本情報」や「メリット/デメリット」「どのような人におすすめか」を徹底解説しています。
『メルペイは自分に合わないかも』と感じた方は、ぜひ以下の記事で自分に合う決済アプリに出会ってください!