学生の皆さん!バイトの掛け持ちをしていませんか?
バイトを掛け持ちしている人は確定申告が必要な場合があり、確定申告をすることでお金が戻ってくることもあるんです!
確定申告というと、税金のことはよくわからないし難しそうというイメージですが、初めての人でもたった15分で簡単に済ませることができます!
その方法を詳しく紹介するので最後までよく読んでくださいね!
そもそも確定申告ってなんだ
確定申告は1年間の所得税の額を計算し、税金を支払うためのものです!
毎年2月中旬から3月中旬の間に税務署に申告・納税をしなければなりません。
2019年は2月18日(月)から3月15日(金)まで。
天引きで引かれすぎた分(納めすぎた税金)を返してもらうこともできます!
バイト掛け持ちでも確定申告が不要な場合も
バイトを掛け持ちしているからといって、全ての人が確定申告をするということではないです。
「2ヵ所以上から給与の支払を受けている人で、主たる給与以外の給与の収入金額と給与所得及び退職所得以外の所得の金額の合計額が20万円を超える人」
は確定申告をする必要はありません!
つまり学生の場合、収入が少ない方のバイト先でもらっているバイト代が年間20万円以下であれば自分で確定申告はしなくてよいです!
20万円より多くもらった人は以下の方法を読んで、サクッと確定申告しちゃいましょう!
簡単な確定申告のやり方
ではここからは簡単に確定申告を済ませる方法を見ていきます!
パソコンやスマホから確定申告ができる、国税電子申告・納税システム(e-Tax)を使えば簡単にできるのでおすすめです!
確定申告の準備
○所得に関する書類
- 給与所得の源泉徴収票
- 公的年金等の源泉徴収票
- 保険会社から送付される個人年金の支払調書、年金支払証明書 など
○所得控除に関する書類
- 医療費の領収書
- 生命保険料控除証明書
- 寄附した団体などから交付を受けた寄附金の受領証 など
○本人確認書類
- マイナンバーを確認できる書類の写し
- 身元確認書類
スマホやパソコンでe-TaxのHPへ!
- e-TaxのHPにいく
「e-Tax」で検索すれば一番上に出てきます。 - 「申告書等を作成する」の「作成開始」をクリック
- 提出方法が選ぶ
「e-Taxで提出する」と「印刷して書面提出する」が選べ、前者はさらに「マイナンバーカード方式により提出する」と「ID・パスワード方式により提出する」が選べます。
しかし、前者はマイナンバーカード及びICカードリーダライタもしくはマイナンバーカード対応のスマートフォンや税務署で発行されたID・パスワードが必要になるので、簡単な後者の「印刷して書面提出する」がおすすめです。
以下も「印刷して書面提出する」で説明して行きます。 - 推奨環境が確認できたら、今年度のもの(平成31年3月現在なら平成30年度分)の「所得税」を選ぶ
- 一番左に「給与所得や年金所得のみの方専用」のものがあるのでそこから作成を始める
- 生年月日入力し「給与のみ」を選択
- バイトの掛け持ちをしている人は「給与の支払者(勤務先)は2か所以上である」を選択
源泉徴収票を見ながら入力
- 収入・所得金額の入力
※年末調整済みの源泉徴収票がある場合、必ず1件目に入力!!
画像を使って丁寧に説明してくれているので、画面の指示に従って進めるだけでとても簡単にできます! - 2件目の勤務先がある場合は、「もう1件入力する」をクリックして1件目同様に画面に沿って進める
- 所得控除の入力
生命・地震保険料控除などがある場合はここで入力してください。 - 税額控除等の入力
いくらお金が戻ってくるかを確認!
- 計算結果の確認
ここで還付される金額が計算されて分かります。 - 住所・氏名等の入力
還付金の受取りには、預貯金口座への振込みが利用できるので、口座番号を入力します。
「ゆうちょ銀行各店舗又は郵便局窓口での受け取り」も選べます!
その後、自分の名前や住所、マイナンバーを入力します。 - 送信・印刷
「提出書類等のご案内」は提出不要なので印刷しなくても構いません。 - 源泉徴収票・本人確認書類の写しを印刷した「添付書類台紙」に貼り付け
いざ税務署へ!
- 税務署に提出
窓口で提出すればお終いです!
控えに判子を押してもらいます。
以上で確定申告は終了です!!
たった15分で僕は2万円以上戻ってきました
取り戻せるお金は取り戻しましょう!!
初めての人でも必要なものさえ揃えておけば、15分ほどで印刷まで終わります!
めんどくさい、難しそうと思われている確定申告ですが、学生で特に103万円を超えていなければほんとすぐに終わりますよ。
2019年は3月15日(金)までなのでまだの人はお急ぎを!
確定申告をしないと、年末調整をしなかった方のバイト先で源泉徴収された分のお金が返ってこなくなるので、お忘れなく!
確定申告で、納めすぎた税金が還付金として戻ってくる「還付申告」は5年までなら遡って請求できますが、先に延ばすと面倒くさくなるのですぐにやりましょう!