最近では、大人数の飲み会などで決済アプリの割り勘サービスを利用する方が増えてきているようです。
「PayPay」や「LINE Pay」などの割り勘サービスは有名ですよね。
しかし、実は大手企業楽天(楽天銀行)も割り勘サービスを行っているんです。
その名も、「楽らくワリカン」です!
今回は、「楽らくワリカン」を利用する際のメリット・デメリットをご紹介したいと思います。
主に、「PayPay」や「LINE Pay」などの割り勘との違いに焦点を当てていきます。
- 「楽らくワリカン」とは
- 「楽らくワリカン」を利用する際のメリット・デメリット
「楽らくワリカン」とは?
まずは、「楽らくワリカン」について簡単におさらいしておきましょう。
「楽らくワリカン」とは?
「楽らくワリカン」は楽天銀行が行っているサービスになります。
簡単に説明すると、飲み会や旅行など、幹事さんの割り勘計算をより便利にするサービスです。
割り勘計算ができたり、請求メッセージの送信ができたりと、様々な機能が充実しています。
~楽天銀行とは?~
楽天銀行とは、大手IT企業楽天が運営している金融機関です。
一般的な金融機関とは異なり、ネット上の銀行です。いわゆる、ネットバンキングと呼ばれるものですね。
口座開設の申込等もオンラインサイトで最短3分で済ませることができるので、誰でも気軽に利用することができます。
「楽らくワリカン」の詳細はこちら!
「楽らくワリカン」の概要や使い方についてもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事がおすすめです。
「楽らくワリカン」を利用する際のメリット
まずは、「楽らくワリカン」を利用する際のメリットから考えていきたいと思います。
「楽らくワリカン」のメリット一覧
筆者が考える「楽らくワリカン」のメリットはこちらです!
- 集金の管理ができる
- 均等割りも負担額の調整もできる
- 参加者は楽天銀行口座がなくても〇
- Viberとの連携でさらに便利
1つずつ詳しく見ていきましょう。
①集金の管理ができる
「楽らくワリカン」では、割り勘の請求メッセージを送った相手に関して、支払いが完了したがどうかの管理をすることができます。
大人数になると誰からお金を貰って、誰からもらっていないのか混乱しがちですよね。
「楽らくワリカン」なら一目で支払い状況を確認することができます。
②均等割りも負担額の調整もできる
「楽らくワリカン」では、合計金額を入力すれば、均等割りして1人当たりの支払い金額を算出してくれます。
人によって負担金額を変えたい場合でも、後から調整ができるので便利です。
どんなシチュエーションにも合わせることができますね。
③参加者は楽天銀行がなくても〇
参加者には請求メッセージを送るだけなので、楽天銀行口座を利用していない方でもワリカンに参加することができます。
「LINE Pay」や「PayPay」だと割り勘に参加する全員がそれぞれの決済アプリに登録している必要があります。この場合、決済アプリを使っていなかったり、違う決済アプリを使っている人がいると、割り勘がしにくいんです。
「楽らくワリカン」は誰にでも割り勘を請求することができるので、使いやすいですね。
~幹事さんは登録が必要~
請求メッセージを送信する幹事さんは、楽天銀行口座及び楽天銀行アプリのインストールが必須です。
④Viberとの連携でさらに便利
楽天が運営するメッセージアプリ「Viber」と連携すれば、連絡先の入力や請求メッセージの送信がより簡単になります。
「楽らくワリカン」を利用する際のデメリット
「楽らくワリカン」には様々なメリットがあるんですね!対して、デメリットはどうでしょうか。
ここでは、「楽らくワリカン」を利用する際のデメリットについて考えたいと思います。
「楽らくワリカン」のデメリット一覧
筆者が考える「楽らくワリカン」のデメリットはこちらです!
- サービスは割り勘の請求に留まる
- 参加者は他の媒体で支払いをする必要がある
- 場合によっては送金手数料がかかる
- Viberを利用している人は少ない
- 他社決済アプリの割り勘サービスの方が便利かも?
こちらも、1つずつ詳しく見ていきましょう。
①サービスは割り勘の請求に留まる
「LINE Pay」や「PayPay」の割り勘だと、支払いを請求された参加者はそれぞれの決済アプリを通してお金を支払うことができます。
しかし、「楽らくワリカン」ではサービスは幹事が参加者に請求メッセージを送信するところまでに留まります。
それ以降の手順(支払いや催促など)は結局他の媒体を利用しなければなりません。
②参加者は他の媒体で支払いをする必要がある
デメリット①でも触れましたが、「楽らくワリカン」では参加者は他の媒体で支払いをする必要があります。
つまり、「楽らくワリカン」のサービスを利用して支払いをすることはできません。
結局は現金払い、口座振込、決済アプリ等での送金をすることになるでしょう。
「LINE Pay」や「PayPay」では支払い方法がそれぞれの決済アプリと決まっているので、良い意味では自分の好きな支払い方法を選択することができます。
しかし、それならわざわざ「楽らくワリカン」を利用してお金を請求する必要性は低いように感じられました。
③場合によっては送金手数料がかかる
支払い方法で口座振替を利用する場合、振込手数料がかかる可能性があります。
「LINE Pay」や「PayPay」の割り勘では確実に手数料無料でお金を支払うことができるので、これはデメリットだと言えるでしょう。
④Viberを利用している人は少ない
先述の通り、楽天が運営するメッセージアプリ「Viber」を利用すれば「楽らくワリカン」をより便利に利用することができます。
しかし、「Viber」を利用している方はそこまで多くないのではないでしょうか。
⑤他社決済アプリの割り勘サービスの方が便利かも?
「楽らくワリカン」のメリット・デメリットを考えると、わざわざ「楽らくワリカン」を利用する理由はあまり見当たりません。
割り勘の手順を完全に簡単に、オンラインにしたいのであれば、「LINE Pay」や「PayPay」の割り勘を利用するほうが良いと思います。
割り勘ができるのは「楽らくワリカン」だけじゃない
冒頭でも軽く触れましたが、割り勘サービスは「楽らくワリカン」以外にも存在します。
割り勘ができる決済アプリ一覧
割り勘ができる代表的な決済アプリはこちらです。
- PayPay
- LINE Pay
- 楽天銀行アプリ
今回ご紹介した楽天銀行の「楽らくワリカン」は、他の割り勘サービスとはかなり異なります。
「楽らくワリカン」はいまいちだなーと思った方でも、「PayPay」や「LINE Pay」の割り勘サービスを一度チェックしてみてください!
人によっては、こちらの方が断然使い勝手が良いと思います。
詳しくはこちら
割り勘ができる決済アプリについて詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください!
こちらの記事では、それぞれの割り勘サービスの特徴についてわかりやすく解説・比較しています。割り勘に興味のある方はぜひ!
「楽らくワリカン」を使ってみよう!
- 「楽らくワリカン」は楽天銀行の割り勘サービス
- 割り勘の請求や管理ができる
- 参加者は楽天銀行ユーザー以外でもOK
- サービスが限定的で若干使いにくいかも
今回は、楽天銀行が運営する割り勘サービス「楽らくワリカン」のメリット・デメリットをご紹介しました!